ホラーじゃないのに怖い。気づいたら抜け出せない理由
Netflix映画『記憶の夜』を観た感想(ネタバレなし)
TikTokの切り抜きで気になっていた韓国映画のNetflix作品『記憶の夜』。
正直、ちょっと怖そうだし、長編だったらしんどいかも…と思って、なかなか手を出せずにいました。
でも調べてみたら 1話完結型の映画作品。
「え、映画感覚で観られるの?」と知った瞬間、サスペンス好きとしてはもう観るしかなくて、ついに再生ボタンをポチ。
「ちょっと怖そうだけど観たい…」そんな方は、Netflix公式ページで予告編をチェック!作品の雰囲気がすぐにわかります。
結果から言うと――
怖い。でも、めちゃくちゃ引き込まれる。
夢だと思っていた出来事が、現実世界に“確かに残っていた”としたら――。主人公はその痕跡を前に、言いようのない恐怖に襲われます。ここから、夢と現実の境界は一気に崩れていきます。
どんな作品?(ネタバレなし)
ちなみに本作は韓国映画。
観ていて途中で、
「あ、これ韓国サスペンスだわ…」って気づきました。
派手に驚かせるタイプじゃないのに、
違和感の置き方と伏線の張り方がとにかくうまい。
小さな「おかしい」が少しずつ積み重なって、
気づいたときには
「あ、もう戻れないやつだ…」ってなる。
この静かで逃げ場のない不気味さ、
まさに韓国作品ならではだと思います。
主人公が最初に覚えた違和感は、とても些細なものでした。
それは、足が悪いはずの兄の“いつもと違う歩き方”。
普通なら気のせいで流してしまいそうなこと。でも、その小さな違和感をきっかけに、日常は少しずつ崩れはじめていきます。
観ている側も、
「これは現実なのか?それとも主人公の思い込みなのか?」と判断がつかなくなっていく構成。
信じている記憶と、目の前の現実が食い違う不安感が、
静かに、しかし確実に積み重なっていきます。
正直、怖い。でも観るのをやめられない
最初の印象は、
「え、これサスペンスというよりホラーでは…?」
音楽(BGM)がとにかく怖くて、
ドキッとするシーンが何度もあって、心臓バクバク。
思わず目をふさぎながらも、
「やめときなよ!危ないって!」
「でも…行ってほしい…気になる…!」
と、ツッコミと応援が同時に出てくる不思議な状態で観ていました。
怖いのに、続きが気になって仕方ない。
これがこの作品の一番の中毒性かもしれません。
「どういうこと!?」が連続する快感
物語が進むにつれて、
・これは現実?
・いや、夢?
・え?どっち??
と、主人公と一緒に頭がこんがらがっていきます。
でもね、サスペンスの醍醐味はここから。
散らばっていた違和感や謎が、少しずつ回収されていくんです。
「あ、そういうことだったの!?」
「そこ本当だったんだ…!」
「え、そこは嘘だったの!?」
同じ回想シーンが何度も出てくるのに、毎回“同じじゃない”。必ず新しいヒントが含まれていて、そのたびにハッとさせられました。
この伏線回収の気持ちよさは、サスペンス好きにはかなり刺さると思います。
ただ怖いだけじゃない、心に残るラスト
終盤に向かうにつれて、この作品がただのホラーサスペンスじゃないことがわかってきます。
主人公の思い。遺された人たちの思い。
さらに、単なる謎解きでは終わらず、
人の弱さや選択の重さが静かに突きつけられていきます。
「もし、たった一歩違う選択をしていたら…」
と考えさせられる展開に。
最後は、正直…
「嘘でしょ……」
と声が出ました。
でも同時に、胸がキューっと締めつけられるような切なさもあって。
人は誰でも、道を間違える可能性がある。
でも、もし誰かがそばにいてくれたら――。
人は一人では生きていけない。
そんなメッセージを、静かに突きつけられた気がしました。
こんな人におすすめ
サスペンスが大好き
伏線回収がしっかりした作品が好き
映画1本分で濃い物語を味わいたい
少し怖くても、考察系が好き
※ホラーが本当に苦手な人は、明るい時間帯の視聴がおすすめです(笑)
まとめ
『記憶の夜』は、
怖さ・謎・切なさ・考えさせられる余韻が全部詰まった作品でした。
観終わったあと、ただ「怖かった」で終わらない。
ちょっと人生を振り返りたくなる、そんな深さのあるNetflix映画です。
サスペンス好きさん、
何も考えずに、まずは観てみて。


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